一般財団法人 バイオインダストリー協会

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機関誌「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」

「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」は(一財)バイオインダストリー協会(JBA)が隔月で発行している機関誌です。 機関誌B&Iでは、飛躍的に発展するバイオサイエンスの最新情報を、バイオに携わる最前線の研究者が丁寧に解説しています。

バイオテクノロジーは、医薬、ヘルスケア、医療機器、食品、化学、エネルギー、環境等、広範な分野で使われています。B&Iは、基礎研究、応用研究だけでなく、産業化への展開などのテーマも数多く取りあげ、バイオ関連産業を担う企業やアカデミアの研究者、政策立案を行う官公庁の担当者、その他さまざまな方に購読いただいています。
B&IはJBA法人会員、個人会員ご入会の方に無料でご提供しております。会員以外で購読をご希望の方は、1冊からご購入いただけます。この機会に、JBAご入会、B&Iご購読をぜひご検討ください。

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最新号目次

2020 VOL.78 NO.2

巻頭言

◆バイオテクノロジーが拓く未来(田中哲也)

総説

◆急速に進化するターゲットプロテオミクスの原理と応用(松本雅記)

要旨
プロテオミクスはタンパク質の発現量情報に加え、タンパク質間相互作用やタンパク質翻訳後修飾の解析を行うための有効なツールである。試料に含まれる多数のペプチドを網羅的に同定するディスカバリープロテオミクスが現在も主流な解析手段であるが、その技術的な限界を相補する手法として、最近ターゲットプロテオミクスが発展・普及し始めている。近年の装置の高性能化や様々な合成プロテオームが作られたことで、ターゲットプロテオミクスを容易に実施することが可能になってきた。本稿では、ターゲットプロテオミクスにおける昨今の技術的進歩とその応用の現状を解説し、医学や創薬の現場でどのような利用が可能であるかを概説する。

解説

◆乳由来ペプチド「βラクトリン」による認知機能改善(阿野泰久)

要旨
乳製品摂取が認知症リスクを低下する疫学調査がなされ、ホエイ由来ペプチドのβラクトリンが認知機能改善成分として見いだされた。本稿では、βラクトリンの認知機能やアルツハイマー病への予防効果と産業利用の可能性に関して解説する。

◆細胞医療・再生医療を目指した細胞の凍結保存法の開発(宮本義孝)

要旨
細胞を細胞医療・再生医療、抗体医薬品の製造、食品や医薬品の機能性評価試験などに利用するためには、品質管理された凍結細胞を用いる必要がある。本稿では、これらのニーズに応えるため、細胞の凍結保存法に関する筆者らの取組みを紹介する。

トピックス

◆酒米内のグルテリンサブファミリーの局在と醸造への影響(髙橋 圭)

◆アルカロイド生産にコミットするリジン・オルニチン脱炭酸酵素導入による代謝拡張(山崎真巳)

◆腸管出血性大腸菌が出現する仕組み(小椋義俊)

◆ヒト多能性幹細胞に由来する機能的な神経筋接合部モデルの構築(池中亮裕・齋藤 潤)

◆鉄代謝改変酵母による1,2,4-ブタントリオール生産(番場崇弘・湯川貴弘・蓮沼誠久)

◆ごくわずかな硝化細菌が活性汚泥による重油分解の効率を左右する(佐藤由也・堀 知行・小池英明・羽部 浩)

◆骨格筋の分化・増殖に関わる新たな因子(竹本 稔)

◆テングシロアリの翅を模倣した膜で霧から水を作る(西村 涼・眞山博幸・横島 智・内田欣吾)

◆環境DNA分析技術から明らかになったサケ稚魚の時空間的分布(峰岸有紀)

◆なぜ亜鉛欠乏状態では床ずれが発生しやすく、治りにくいのか?(茂木精一郎)

◆ロスマリン酸に期待されるアルツハイマー病の予防効果(小林彰子)

バイオの窓

◆ほにゃららインフォマティクスの未来(大上雅史)

機構紹介

◆新システム「異分野シーズの融合運用」 ~低炭素社会実現のための循環型高分子材料の創製~((国研)科学技術振興機構)

国際動向

◆ドイツのバイオクラスターとエコシステム(増田 仁)

産業と行政

◆遺伝子モデルと核酸医薬創薬に資するゲノム・RNAデータベース(廣瀬直毅・川路英哉)

令和2年度各省バイオ関連予算案

特集

糖鎖研究から創薬への挑戦

◆抗糖タンパク質抗体開発へ向けて~糖ペプチド合成技術の新潮流~(千葉靖典)

NEDOスマートセルプロジェクト

タンパク質・酵素開発
◆情報解析に基づく遺伝子配列改変によるタンパク質発現量調節・高機能化(亀田倫史)

文献・公開・測定データを利用した知識ベース開発
◆代謝・酵素設計提案に向けた知識ベース・学習技術開発(荒木通啓・花井泰三・伊藤潔人)

我が国養殖業の持続可能な展開へ向けて

◆養殖業のシステム化・スマート化-ICTを活用した取組みについて(渡部俊広)

JBAニュース

◆新規展示会「healthTECH JAPAN」を始動

◆2020年バイオ関連団体合同賀詞交歓会

新資源生物変換研究会シンポジウム
◆日本におけるバイオジェット燃料生産技術の最先端

植物バイオ研究会
◆第19回会合「植物ゲノム編集の最先端研究の事例紹介」

JBA研究会紹介
◆創薬モダリティ基盤研究会

創薬モダリティ基盤研究会
◆キックオフミーティング

◆令和元年度全国バイオ関係者会議の活動状況について

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「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」は、発刊時にJBAの会員にお送りしています。
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「バイオサイエンスとインダストリー(B&I)」までの道のり

酒精協会誌(1942年~1943年、第1巻)

JBAの前身は、1942年に創設された任意団体「酒精協会」で、第1巻第1号「酒精協会誌」は同年4月に発刊されました。しかし、当時の印刷用紙は配給制であったため、第1号第7巻~第12巻は2号合本で作製されたようです。

醗酵協会誌(1943年~1974年、第2巻~第33巻)

酒精協会は、1943年(昭和18年)に財団法人に認可、改称し、新たに「財団法人発酵協会」として活動スタートしました。それに伴い、「酒精協会誌」は「醗酵協会誌」として改題され、第2巻を発刊しましたが、戦中・戦後という時代の中で1948年(昭和23年)までは、複数号の合本での発刊、休刊が続きました。苦難の5年間を乗り越え、1949年(昭和24年)からは、6年ぶりに毎月発刊できるまでになりました。

発酵と工業(1975年~1988年、第34巻~第46巻)

1975年、「財団法人発酵工業協会」へと改組され、協会の新発足を機に、機関誌も「発酵と工業」と改題されました。
 1983年には発酵工業協会内に、バイオインダストリーの振興とその健全な発展に寄与するため、「バイオインダストリー振興事業部(Bioindustry Development Center)」が開設されました。その後、1987年、発酵工業協会とその特別部会であるバイオインダストリー振興事業部とを発展的に改組、「財団法人バイオインダストリー協会(Bioindustry Development Center)」となりました。

バイオサイエンスとインダストリー(1988年~ 、第46巻~ )

「発酵と工業」、「BIDEC NEWS」の統合を行い、1988年4月より「バイオサイエンスとインダストリー」が生まれました。

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